市販のセキュリティソフトと無料のセキュリティソフト
市販のセキュリティソフトと、無料のセキュリティソフトはどちらが良いですか?
無料のセキュリティソフトを使ってみたいのですが、無料だけにウイルス検出率などが悪いのではないかと、不安です。
必ずしも、市販セキュリティソフトのほうがウイルス検出率が良いとは限りません。
私が考える一つの判断基準として、「ウイルス感染したときに、自分で対応できるか?」ということが挙げられます。 ウイルス感染時に、自分で対応できる人は無料のセキュリティソフトでも良いとは思いますが、自分で対応できない人は市販のセキュリティソフトが良いと思います。
市販のセキュリティソフトは、感染したウイルスの駆除方法を分かりやすくホームページで解説していたり、電話でサポートに問い合わせることも可能です。 例えば駆除が行えないウイルスが発見されたとしても、市販のセキュリティソフトなら、以下のようなメーカーのホームページから、駆除方法を的確に知ることができます。
ESET Smart Security による Win32/Conficker.X の対処方法
ウイルスバスターによるWORM_DOWNAD.KKの対応方法
また、ウイルスに感染して駆除方法がわからなくても、電話をすれば、親切に教えてくれます。
以上から、ウイルス感染時に自分で対応できない人は、サポートが手厚い市販セキュリティソフトが良いと思います。
一方、無料のセキュリティソフトは、ウイルス情報の解説が英語である場合があり、ウイルス感染時の対応方法が分かりづらい場合があります。 また、ウイルス感染しても電話で対応方法を質問することはできません。これらのことから、無料のセキュリティソフトを使う場合は、何かあったときに自分で対応できるスキルが必要となります。
また、無料のセキュリティソフトは、ウイルス・スパイウェア対策機能しかなかったり(ファイアウォールや迷惑メール対策機能などがない)と、機能が限定されている場合があるので、使用するときはよく機能を確認しておく必要があります。
市販と無料のどちらが良いか判断がつかない初心者の方であるならば、無難に市販のソフトを使うことをおすすめします。
- イーセット スマート セキュリティ
- ウィルスセキュリティZERO
- ウイルスバスタークラウド
- エフセキュア インターネットセキュリティ
- カスペルスキーマルチプラットフォームセキュリティ
- キングソフトインターネットセキュリティ
- ジーデータ インターネットセキュリティ
- スーパーセキュリティZERO
- ノートン インターネットセキュリティ
- マカフィー インターネット セキュリティ
- Webrootインターネットセキュリティプラス
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