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F-Secure インターネット セキュリティ 2009の評価
F-Secure インターネット セキュリティ 2009 (F-Secure Internet Security 2009) は、アンチウィルス性能が良く、価格も安いのが特徴です。 3つのエンジンでスキャンしており、マルウェア検出率には定評があります。ただし、メモリ使用量は多めです。
おすすめ度 ★★★★ 詳細はこちら |
マルウェア対策 (※) | ○ | マルウェア検出率 | ★★★★★ |
ファイアウォール | ○ | 未知マルウェア検出率 | ★★☆☆☆ | |
フィッシング詐欺対策 | ○ | 軽さ | ★★★☆☆ | |
スパムメール対策 | ○ | 機能の多さ | ★★★☆☆ | |
個人情報漏洩防止 | × | 値段の安さ | ★★★★☆ | |
子供に有害なサイトのブロック | ○ | アンチウイルス性能は非常に良い。 動作の軽さは普通。 ただ、2008年版と比較すると軽くなった。地味なソフトだが、隠れ名品。 | ||
バックアップ | × | |||
その他:特になし | − |
※マルウェア - ウイルス、スパイウェア、ワーム、トロイの木馬等の悪意のあるソフトのこと
画面と操作性
F-secure 2009 の管理画面はシンプルで、比較的分かりやすいです。
【メイン画面】
マルウェア対策
各テストの結果を見て総合的に判断すると、マルウェア対策性能は「良い」です。F-Secure インターネット セキュリティ 2009 は、カスペルスキー、Libra、Orionの3つのエンジンでスキャンすることにより、、最高レベルのアンチウィルス性能をもっています。ただし、未知のマルウェア検出率はそれほど良くありません。
AV-comparativesによるテスト
AV-comparativesによるマルウェア検出率は、次の通りです。 既知のウイルスには強いですが、新種のウイルスには弱いという結果でした。
- ウイルス/マルウェア検出率 91.1%(ADVANCED) 2008年8月
- パターンファイルにない未知のウィルスの検出率 9%(なし) 2008年11月
※ ADVANCED+ > ADVANCED > STANDARD > 評価なし の順番で、高評価となっています。
AV-TEST.orgによるテスト
AV-TEST.orgによるマルウェア検出率は、次の通りです。 どのテストを最高レベルの結果でした。
- マルウェア検出率 99.2%(評価:++) 2008年9月
- アドウェア/スパイウェア検出率 99.6%(評価:++) 2008年9月
- パターンファイルにない未知のウィルスの検出率 (評価:++) 2008年9月
※ 評価は、++ > + > o > - > -- の順番で、高評価となっています。
軽さ(スキャン速度、CPU使用率、メモリ使用量)
F-secure 2009の動作の軽さは普通です。2008年版に比べると随分軽くなりました。 ただ、メモリ使用量は多めです。
私のPCでのスキャン結果
実際にF-secureインターネットセキュリティ2009をインストールし軽さをテストしました。具体的には、C:\WINDOWS\system32フォルダをスキャンし、スキャン時間、CPU使用率を計測しました。また、PC起動直後のメモリ使用量も計測した。結果は下のようになりました。
- 特定フォルダのスキャン時間 : 6分58秒
- スキャン中のCPU使用率(平均): 89%
- メモリ使用量 : 145MB
スキャン時間は短かったですが、CPU使用率やメモリ使用量は多かったです。
AV-comparativesによるテスト
AV-comparativesによるスキャン速度の評価は、次の通りです。 平均的な速度という結果でした。
- スキャン速度 評価:average 2008年8月
※ fast > average > slow > 評価なし の順番で、高評価となっています。
AV-TEST.orgによるテスト
AV-TEST.orgによるスキャン速度の評価は、次の通りです。 やや速いという結果でした。
- スキャン速度 評価:+ 2008年9月
※ 評価は、++ > + > o > - > -- の順番で、高評価となっています。
ファイアウォール
F-secure 2009は、アウトバウンド(PCから外部への通信)の制御はもちろん、侵入検知機能もついています。性能としては普通です。
【ファイアウォール画面】
スパムメール対策
F-secure 2009は、スパムメール(迷惑メール)は、レベルを指定すること可能です。誤検知が高いと重要なメールもスパムメールとして分類されてしまうので、レベルは少し下げたほうが良いかもしれません。
【スパム(迷惑)メール対策画面】
個人情報保護
F-secure 2009は、クレジットカード番号や、Webサイトへのログインパスワードなどをあらかじめ入力し、これらの情報が勝手に送信されることがないようにする機能はありません。
子供に有害なサイトのブロック
F-secure 2009は、子供に有害なサイトをブロックする機能があります。カテゴリを指定してブロックする機能の他に、時間帯を指定ししてインターネットへの接続を遮断する機能もあります。
【子供に有害なサイトのブロック画面】
【時間帯指定】
価格
F-secure インターネット セキュリティ 2009 の 価格は次の通りです。 価格は、他のセキュリティソフトと比較しても安いほうだと思います。 特に更新価格が安いです。
- ダウンロード版 3ユーザー 4,580円(税込)
- パッケージ版 3ユーザー 5,480円(税込)
- 1年間の更新価格 3,280円(税込)
本社
フィンランド
日本公式ホームページ 日本F-Secure株式会社
カタログスペック
機能一覧
統合ウイルス対策
ウイルス、ワーム、その他のマルウェア、ルートキットからコンピュータを保護
スパイウェアのリアルタイムプロテクション機能
eメールのウイルスや悪意のあるコードをスキャン
パーソナルファイアウォール
パーソナルファイアウォール機能によりハッカーからコンピュータを保護
スパム、フィッシング対策
スパムメール、フィッシングメールをフィルタリングし、わずらわしさから解放
ペアレンタルコントロール
お子様に有害なインターネットコンテンツによる危険から保護
お子様がインターネットにアクセスする時間を制限
その他
簡単なインストール、簡単に使えるユーザフレンドリーな製品
パターンファイル全自動更新
DeepGuardテクノロジによる新種ウイルスへ最速の対応力
動作環境
Windows Vista環境
CPU: Windows Vistaが動作可能なCPU(Intel Pentium 4 2GHz以上推奨)
メモリ:512MB 以上(1GB以上推奨)
Windows XP環境
CPU:Pentium 600 MHz 以上(1GH以上推奨)
メモリ:256 MB 以上(512MB以上推奨)
Windows 2000 Pro 環境
CPU:Pentium 600 MHz 以上(1GH以上推奨)
メモリ:256 MB 以上(512MB以上推奨)
口コミ情報 (外部リンク)
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